これは昔描いた太極図。南半球バージョンのエネルギーで描いてます。
【太極図の画像を差し込む】
万物は陰と陽の二つに分けられる。
という何とも大雑把でザックリした考え方が陰陽。
でも、その陰陽を表した太極図の中で何よりも大切なのは
この陰と陽のエネルギーが2つに分かれているという事だけではなくて
回り続けているということだと思います。
そう。これ、回り続けてるんですよ。
人生で例えるなら
陽のエネルギーというと「活動的」だったり「明るい」とか「元気」とか そんな
感じのイメージでしょうか。
種から芽が出て、ぐんぐん大きく育っていって大輪の花を咲かせる。
というイメージのエネルギーです。
なんだか、とっても楽しそうな絶好調な感じのイメージですよね。
そして、大きな花が咲いたあとは
必ず、それが枯れて土に還る季節がやってくる。
ここからが陰のエネルギーです。
実がつくものは実がついて
種が出来たり収穫の時期を迎える。
陰のエネルギーのイメージといえば
「沈静」とか「暗い」とか そんな感じだと思うんですが
一番シンプルに言うと
「収穫と休息、蓄積のエネルギー」なんです。
この陰のエネルギーの所で収穫し、休息できるように保存して
同時に、次の陽の季節にまた種をたくさん撒けるように準備する。
そして、たっぷり休息する。
これによって、次の陽の季節が来た時に
どんな花を、どれくらい咲かせられるのかが決まってくる。
だから陰のエネルギーにいる時というのは
とってもとっても大切な時期で
この時期にエネルギーをちゃんと蓄えれば蓄えるほど
次の陽の季節にはそれを活かせるんですよね~。
人生においての浮き沈み。
ガンガン行ける時やなんだか調子が悪い時。
動ける時、動けない時。
なんだかね
ガンガン活動していて絶好調で楽しくって・・・というエネルギーの時期から
沈静に向かって行く時や動けない時って
結構、寂しかったり、あれれ???って思ったり、焦ったり。。。。
しがちじゃないですかね?
私はそーなんですけど。笑。
だけども、そこで、いつまでも陽のエネルギーの中にいようとしたり、
無理やり戻ろうとしたり
そんな事してると、力尽きて、そして燃え尽きるだけ。
だって、陰でしか蓄積できないんですよ?エネルギー。
どんなに頑張っても、陽のままでは留まれないし、陰で蓄えたエネルギーを
出し切っちゃってますから、どこからもエネルギーは湧いてこない。
また陽に戻りたかったら、
陰を通るしかないんです。
陰を通って初めて、その次にくる陽を前より一回り大きく楽しめたりするんで
す。
『陽極まれば陰と転じ 陰極まれば陽と転ずる』
陽は絶対的に陰を必要とし、陰は満ちれば陽を生む。
「陰の時期に入ったな」と感じたならば、焦らずのんびり休息して
メンテナンスしてみたり自分に栄養あげてみたり。
そうやって流れるエネルギーに上手に乗って生きていく。
それが、自然のエネルギーと調和するって事だと思うんです。
そして時期が来たら、また種を撒く。
ま、芽が出ない種もありますけど(笑)
芽がでるかでないかは撒かないとわからないですからね。
ここは勇気を持って(笑)撒く。ワクワクして撒く。
陰のエネルギーの中でずっと留まっている事も
また自然の摂理ではないですから
せっかく種を持っているなら、撒く。
少ない苗に全エネルギーと栄養をあげて
大きく咲かせる時もあるだろうし
花畑になる時もあるだろうし。
珍しい花が咲くかもしれない。
陰と陽を繋いでメリハリつけて(笑)流れていきたい。
そんな事を感じながら描いたこの絵。
もう嫁入りしていますが
了承を頂き、シェアさせてもらいました。
陰陽の流れのエネルギーが必要な方に
この絵を通して伝わりますように~。