うちの占星術の生徒さん達は、定期的に自分たちでテーマを決めて
担当も持ち回りで勉強会をやってます。
昨日は私も参加させてもらって、
チャートを読み解くときに役立つ「方程式」の考え方をシェアしました。
占星術の知識が増えると、覚えることに一生懸命になってしまいがちにもなりますが、
基本がわかっていれば、実はその組み合わせを「方程式」にして
考察してみると、イメージが掴みやすくなるのです。
一旦ばらばらで覚えたものを、再構築し直す感じですね。
でもこれも、じゃあ最初から「方程式」のことだけ説明されてわかるのか?というと
それでは知識が浅すぎて、分かったような気はしても、
実はなんのイメージも出て来ない。
学びってそういうもんだと思うんですよね。
面倒でも、やっぱり丁寧に知識をとことん学ぶ。
学んでる時は全体像が掴めなくても、いずれそれは
必要な時に繋がる時がやってくる。
それはまるで、
大工さんが、家を建てるための資材を仕入れるようなものなのかなと。
板とか、釘とか、塗壁用の土とか、
足場作りの材木だって必要だし、セメントだって必要。
タイルやシンクや、色ーんな資材が必要で、
一見、これ何に使うん?みたいなのも含まれてて。
その組み合わせによって、どんな家になるのかが決まるけど、
そもそもの資材が十分じゃなかったら、ちゃんとした家も建たない。
そして、そのそれぞれの資材が粗悪なものだと
それもまたいい家は建てれない。
丁寧に学ぶことは、時間もかかることでもあるけれど、
でも、結局、その方が近道なんだよね。
だって、また新たに資材買い足さなくても、買い直さなくても
こんな家が建てたい、と思った時にすぐ建てれる
フットワークの軽さが手に入るから。
勉強会や復習会では、持ってる資材を、
その時々のテーマに沿って、
色々組み合わせ変えて、みんなで遊んでるようなもので、
おー、こんな使い道も!とか、
これとこれ、組み合わせたらこんな世界が見えるのかー、とか
みんなで自発的に発見し合う楽しい時間になってるようです。
私自身も学んで本当に良かったし、
みんなに伝えて本当に良かったな。
共通言語を持ってるもの同士の楽しい世界。
もっと広がっていくといいな。