春分/秋分の日の話題が続きますが、もう少しお付き合いください。
この日、私のインスタで太極図をアップしました。南半球バージョンのエネルギーで描いてます。
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回り続ける陰と陽
万物は陰と陽の二つに分けられる。
という何とも大雑把でザックリした考え方が陰陽。
でも、その陰陽を表した太極図の中で何よりも大切なのは、陰陽が2つに分かれているという事だけではなくて
この陰と陽のエネルギーが回り続けている
ということだと思います。そう。これ、回り続けてるんですよ。
人生で例えるなら、陽のエネルギーというと「活動的」だったり「明るい」とか「元気」とか。そんな感じのイメージでしょうか。
種から芽が出て、ぐんぐん大きく育っていって大輪の花を咲かせる、というイメージのエネルギーです。なんだか、とっても楽しそうな絶好調な感じのイメージですよね。
そして、大きな花が咲いたあとは必ず、それが枯れて土に還る季節がやってくる。
ここからが陰のエネルギーです。
実がつくものは実がついて、種が出来たり収穫の時期を迎える。
陰のエネルギーのイメージといえば「沈静」とか「暗い」とか そんな感じでしょうか。でも、一番シンプルに言うと「収穫と休息、蓄積のエネルギー」なんです。
この陰のエネルギーの所で収穫し、休息できるように保存する。同時に、次の陽の季節にまた種をたくさん撒けるように準備する。そして、たっぷり休息する。
これによって、次の陽の季節が来た時に、どんな花をどれくらい咲かせられるのかが決まってくる。
だから陰のエネルギーにいる時というのは、とってもとっても大切な時期。この時期にエネルギーをちゃんと蓄えれば蓄えるほど、次の陽の季節にはそれを活かせるんですよね〜。
陰の時期は焦らず休む
人生においての浮き沈み。
ガンガン行ける時やなんだか調子が悪い時。
動ける時、動けない時。
なんだかね、ガンガン活動していて絶好調で楽しくって・・・というエネルギーの時期から、沈静に向かって行く時や動けない時って結構、寂しかったり、あれれ???って思ったり、焦ったり。。。。しがちじゃないですかね?
私はそーなんですけど。笑。
だけども、そこで、いつまでも陽のエネルギーの中にいようとしたり、無理やり戻ろうとしたり。そんな事してると、力尽きて、そして燃え尽きるだけ。
だって、陰でしか蓄積できないんですよ?エネルギーは。どんなに頑張っても、陽のままでは留まれないし、陰で蓄えたエネルギーを出し切っちゃってますから、どこからもエネルギーは湧いてこない。
また陽に戻りたかったら、陰を通るしかないんです。
陰を通って初めて、その次にくる陽を前より一回り大きく楽しめたりするんです。
『陽極まれば陰と転じ 陰極まれば陽と転ずる』
陽は絶対的に陰を必要とし、陰は満ちれば陽を生む。
「陰の時期に入ったな」と感じたならば、焦らずのんびり休息して、メンテナンスしてみたり自分に栄養あげてみたり。
そうやって流れるエネルギーに上手に乗って生きていく。それが、自然のエネルギーと調和するって事だと思うんです。
そして種まきへ
そして時期が来たら、また種をまく。
ま、芽が出ない種もありますけど(笑)。芽がでるかでないかは種をまかないとわからないですからね。ここは勇気を持って(笑)まく。ワクワクしてまく。
陰のエネルギーの中でずっと留まっている事もまた、自然の摂理ではありません。せっかく種を持っているなら、まく。
少ない苗に全エネルギーと栄養をあげて、大きく咲かせる時もあるだろうし。花畑になる時もあるだろうし。珍しい花が咲くかもしれない。
陰と陽を繋いでメリハリつけて(笑)流れていきたい。
そんな想いでこちらにもシェアしました。
陰陽の流れのエネルギーが必要な方に、この絵を通して伝わりますように〜。