占星術を学んでよかったことはたくさんあるけど、
その中でも一番というくらいに役立っているのは、
人との関係においてではないかなと思う。
「なぜ」を理解する
例えば子供の行動や態度に、イラッとしたり、
この子は大丈夫なんだろうか、とか思い悩むことって
親なら誰でもあると思うんですけど、
占星術で子供の気質とかが分かるようになると、
あ、なるほど、この子の興味の対象はこっちに向くから、
だからこうなのね、とか、
今の時期は、何よりも社交が優先事項で発達させていく時だから
遊びまくってるのね、とか、
「なぜ」その言動をするのかが理解できるようになってくる。
人は理解できないこと、説明つかないことに対して、
不安や苛立ちを覚える生き物なので、
そっか!って分かった段階で8割くらいは気持ちは収まります。
その上、その彼らの性質を受け止めた上で、
彼らの立場や、大事にしてることを
念頭において接することができるようにもなるので、
(分かってても、できない時もあるけど。そこはこっちも人間。笑)
関係がスムーズになるんです。
その子の個性が伸びるように、見守っていく余裕だってできる。
これはもちろん、子供に対してだけじゃなく、夫婦間や、
他の人間関係でも同じ。
凸凹だからいい
生徒さんたちを見ていても、
占星術を学んでいく中で、絶対的に揺るぎない確信となるのが
人はそれぞれ、めちゃくちゃユニークな存在で、
凸凹してる、パズルのピースのようなものだってこと。
この地球を構成する、とてもユニークで個性の強い凸凹のピース。
自分にしか埋められない空白を、役目を持って生まれてきている。
星を学ぶ前からすごくそこは思ってて、ブログとかにも何度となく書いたけど、
それを学問として見せてくれたのが私にとっては占星術だった。
自分の個性を無理やり矯正する必要はない。
何かの基準に合わせる必要もない。
だけど、自分の特性や、どんなツールを持ってるのかを知って、
(自分に目覚めて、って感じかな)積極的に使っていくなら
それは、ものすごい最強のサポートになるんだよね。
個と個で調和する世界へ
地球もそこのピースが元気になることで、喜ぶし。
自分をリスペクトできるようになる。愛しく思えるようになる。
だから、他の人の個性も尊重できるようになる。
何かに染まらなくても、染めようとしなくても大丈夫なんだって
心の底から分かるから。
チームビルディングに生かしたり、
ビジネスのパートナー選びの参考にしたり、
人との相性や関係性を良好にしていくために、
相手を理解したり、適した案件を依頼したりする時に
占星術を参考にされる起業家さんも多いです。
世界に必要でないピースはない。
「あなた」だからカチッとハマる空白がある。
個と個で調和する世界。
昔から目指していたその世界は、
もう本当にすぐそこだな、
今日も星の話をしながら、そんなことを感じています。